HIP HOPとは常に進化を遂げる文化だと思っている。
HIP HOPの四大要素に加えバムが「知識」を加えた。

そしてKRS-ONEが「ビートボックス」、「スラング」、「服装」、「起業精神」を掲げ9大要素とした。

起業精神の高い人を見て「おっ!この人HIP HOPだねぇー!」とはまず思わないが、ヒップホップの中でレーベル立ち上げやwearの展開などは起業精神といえる。

さらにもう一つ追加しても良いのでは?と思う程熱く盛り上がるartist達がいる。

それがFinger drummerである。

B-BOY ならサンプラーがどんな物なのかは説明不要だと思うが※1、サンプラーをリアルタイムで叩きライブをするplayerだ。
そのサンプラーがMPCであるなら、MPC player とも呼ぶ。むしろMPCでなくてもMPC player と言う場合もある。これはどのメーカーのポータブルカセットプレーヤーも「ウォークマン」と呼んだ感覚に近いか、、?

アメリカで圧倒的人気であるproducerもフィンガードラマーだ。
それが
ARAABMUZIK
彼の動画を見れば機材を楽器のごとく打ち鳴らす衝撃的なPlayを目にする事ができる。

ロードアイランド州に生まれたARAAB MUZIK。
3人兄弟の真ん中として生まれ。
音楽の世界に3歳で飛び込んだ。
ドラムをはじめ、10歳ではキーボードを使いすでに作曲活動を始めていたという。

他にも
EXILE(日本のあのエグザイルじゃない)やJeremy elisは素晴らしいフィンガードラマーだ。

多くのフィンガードラマーはキーボードやピアノ経験者が多い。
つまりフィンガードラマーは音楽的にもレベルが高いのだ。

それでは日本で活躍するフィンガードラマー、
日本で活躍するMPC プレーヤーを紹介する。

★HIFANA


HIFANA(ハイファナ)は、KEIZOmachine!とジューシーによるブレイクビーツユニット。

KEIZO は
NYのヒップホップDJ、クラーク・ケントの2枚使い映像を観て衝撃を受けたことをきっかけにターンテーブルの練習を始めたという。

JUICYはバンドでドラム訓練に勤しんでいた。

二人はパーカッション・バンドのTRIBAL CIRCUSでの活動を経た後、HIFANA結成へと至る。

いわゆる打ち込み楽や民族音楽、特に打楽器の影響を多く受けた彼らは、ライブではプログラミングやシーケンスをいっさい使用せずに、サンプラーのパッドを叩いてビートを刻み、さらにスクラッチやパーカッションなどを乗せていくという。またseratoのVideo Scratch Liveなどの映像機器を活用し、音と映像を同期させるのも特徴。

HIFANA
(ハイファナ)

★STUTS

https://goo.gl/DrWr15

MPCプレーヤーとして世界的にも有名な日本人がSTUTS。

ニューヨーク・ハーレム地区の路上でMPCライブを敢行し魅了した。
ファンは人種の壁を超え、YouTubeに上げた動画の合計再生回数が20万回を超えるなど、国内外から高い評価を受けている。

STUTS
(スタッツ)

★KO-nye
(コーニー)


2015年に開催されたACHIEVEMENTにて初代チャンピオンとなった。
「ACHIEVEMENT」とは、「AKAI/MPC」か「NATIVE INSTRUMENTS/MASCHINE」を使用して5分間のパフォーマンスを行い、その楽曲性、パフォーマンス性、エンターテインメント性を競い、勝者を決するバトル。

MPCの講師も行っているというKO-ney。フィンガードラムの安定感は抜群、パフォーマンスの構成力も高い。現場で積み重ねてきた経験値も高いのがすぐにわかる。

「音楽知識がなくても曲を作れちゃうところ。計算ではない偶然的な事故で凄くかっこいい曲ができちゃうのが魅力と」MPCについて語る。




★熊井吾郎

1983 年生まれ青森県出身。
MPC プレイヤー、トラックメイカー、DJ。
国民的ラッパー、KREVAのバッグDJ、MPC、
マニュピレーターを担当。
2011年に行われたMPC パフォーマンスコンテスト
『2011 GOLDFINGER’S KITCHEN』
BEATCROSS 部門にて日本一に輝く。
トラックメイカーとしても
KREVA,SONOMI,サイプレス上野,LEAD,
香取慎吾 山下智久主演 TBS系ドラマ
「MONSTERS」サウンドトラック、
竹野内豊 チェ・ジウ主演 TBS系ドラマ
「輪舞曲ーロンドー」サウンドトラック、
など様々なアーティストに多数楽曲を提供している。
MPC、スクラッチ、トークボックス、
生楽器によるバンド「MEATERS」の一員でもあり、
ビートボクサーのISSEIとのユニット、
2012DMC世界チャンピオンのDJ IZOHとのユニットを結成し、
精力的に活動を続けている。
 

★ Rabbit shot

ラッパーのヤマコウと言った方が分かりやすいかもしれない。ダンス、DJ、MC、トラックメイキング、フィンガードラム。
何でもできてしまうマルチプレーヤー!!

★SHOGUN BEATZ

本格的にフィンガードラムを始めて、わずか1年で2015年の
「ACHIEVEMENT」にて3位に輝いたSHOGUN BEATZ。
AraabMuzik直系の高速フィンガードラムのスキルはかなり高い!

★Marks Neralt

音楽理論に関する本の出版を手掛けているMarks Neralt、フィンガードラムに関する著書「RHYTHM AND FINGER DRUMMING」も出版している。

Marks Neralt はフィンガードラムについて「クラブで、即興でサウンドを形成しようと思ったら、これしかない。要は一人でバンドを形成できるところが、おもしろいですね。」と語る

★Sasuke

驚くなかれ2015年ACHIEVEMENTにて初パフォーマンスにして見事2位に輝いたSasuke。
何と当時小学校6年生!

フィンガードラムのきっかけは、ダンスを始めたのがきっかけで、ダンスの現場で見るDJや、父親の弟がDJだったこともあり、DJを始め、そこから曲作りも始めたという。

本格的に作り始めたのは何と小学校4年くらいだという! 
今(2017年)現在は中学2年だがもちろんスキルアップしている。

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もっともっと日本中にヤバイフィンガードラマーはいるはずだが、今回は以上のメンツだ。

フィンガードラマーではなくてもMPC playerはいる。
MPCを駆使して叩きながらラップをしたり、 KAOSS PADやオートチューン・ヴォコーダー等のエフェクターを積極的に用いり多彩な音色でLIVEを演出する、、そんなstyleのプレーヤーもいる。

そんな誰もやっていない事やオリジナルの事を挑戦しているplayer はしゃかりきで荒削りだが魅力がある。

まだまだAKAI/MPCやNATIVE INSTRUMENTS/MASCHINEなどのサンプラーの可能性は無限大にあるはずだ。本当に楽しみだ。

最後にこれからフィンガードラマーを目指しているヘッズ達にアメリカのフィンガードラマー
jermy ellis が
アドバイスを送るインタビューがあった。

Q:フィンガードラマーを目指すキッズにアドバイスはありますか?

JEREMY ELIS:とにかく自分の好きなパターンや好きなドラマーのプレイを勉強することだね。好きな曲があったらその曲の全てのパートを分析し、指で演奏出来るようにするんだ。だからピアノの練習も非常に重要だ。ピアニストは右手と左手で全く違う動きをするでしょ?フィンガードラムでも同じさ。メロディーが思いついたら左手でそれを演奏するが、右手は全く別のドラムパターンを奏でるんだ。少なくとも僕はそれがベストだと思っているよ。




※1
MPCはアカイ・プロフェッショナル社のサンプラー、シーケンサー、およびパッドコントローラーを統合した楽器の製品シリーズ名である。「MPC」は「Music Production Center」の略とされている。

最初の製品は1988年に発表された「MPC60」であり、ドラムマシンのデザイナーとして著名なRoger Linnによって設計された。MPCシリーズはダンスミュージック向けに人気を博し、その後、MPC1000、MPC2500、MPC5000など多くのMPCシリーズの製品が開発されている。特徴的なのは格子状に配置されたパッドコントローラーであり、各パッドにサンプルを割り当て、指先で叩いて演奏する事が可能である。このパッドを中心としたMPCのインターフェースはシリーズを通じて共通のものであり、「MPCスタイル」などと呼ばれる事もある。

MPCはもともと単体で動作する機器であったが、現在ではPCやiPadと接続して使用する事が前提のMPC Studioが発売されている。*http://www.g200kg.com/jp/docs/dic/mpc.html
  より引用

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