世界でも有名な日本人ラッパーとは?

世界からも知名度がある日本人ラッパーは誰だろう?
 やはりShing02だろう。

Shing02(シンゴツーと読む)は1975年10月18日生まれ。

日本人ラッパーであり音楽家だ。

本名は安念 真吾(あんねん しんご)

彼の独特な世界観はいかにして生み出されるのか?

シンゴ2の経歴を見てみよう。

1975年、東京都に生まれる。

幼少期をタンザニア、イギリスで過ごし、小学4年生から中学2年生までを千葉県で過ごす。15歳のときアメリカ・カリフォルニア州へ。

カリフォルニア大学バークレー校時代に、当時西海岸でプロップス(賛同)を得ていたグループHieroglyphicsのMC、Del The Funky Homosapienらのヒップホップコミュニティと出会ったことによって本格的にヒップホップカルチャーに魅入られた。

シンゴ2が活動を始めたのは
1995年頃から詳しくはこちら↓
http://www.e22.com/shing02/writing/emcee_intro.htm

シンゴ2が書いたと見られる序文↑

かなり胸が熱くなる!

Shing02は絵が好きで様々な絵を書いていたという、大学の友人の影響でHIP HOPにのめり込み幼少期から好きだった絵と通じるグラフィックから始めたという。

シンゴ2はコミックのヒトコマのようなスタイルでアートやボミング(外に描きに行くこと)に発展する前に、他のはけ口を見つけていたという。

地元アーティストのためのイラスト業だったという。

人にも絵を見せるようになって、アメリカのインディーズシーンで活躍していた仲間と知り合い絵を書く機会がフェタという。

そのなかにはハイログラフィックのデルや
ミスティック・ジャーニーメン(現リビング・レジェンズ)のコーリーもいたという。

手作りの99セント(100円)雑誌の表紙をやったり、カセット・テープのジャケットやロゴのデザイン、ライブのチラシ等、頼まれたことは何でも(タダで)やったという。

コピー屋さんに入って雑誌を刷り終えたと思ったら、一緒に逃げさせられたこともあったという。

その頃のライブは「インスタントラーメンを持ってくれば、半額」とかで、実際に何ヶ月もラーメンの生活をしていた不健康極まりない奴等もいた。仕事の報酬と言えば、ライブをタダで見れたり、新しい友達ができたり、つまり  知らないうちにシーンの一員になっていたーー

という。

自然にHIP HOPに入り込み、感性を磨いていったようだ。

ラップも荒削りだがアルバムを作り、地元の仲間には配ったり5ドルで売ったり、10ドルで手売りをしたりしたようだ。

そのアルバムが「絵夢詩ノススメ」で日本デビューアルバムでもある。

シンゴ2のラップは「語り」に近い作品が多く存在するが、完全なポエトリーリーディングではなく、しっかりとしたフローと時には驚くべき押韻もこなす。

絵夢詩ノススメが日本でのデビューアルバムだが、荒っぽくも繊細で、文学的だけど天然っぽい。

「イカルス」や「星の王子様」などといった、ファンタジー色やストーリー性の強い作品も多く、ポエトリーリーディング的と表現される。戦争や環境などに対する問題意識も持ち合わせている。

ポエトリーリーダーとも言われるが、シンゴ2からは押韻にもこだわりを感じる、やはりshing02はラッパーなんだと感じる。

ソロ以外の活動 も盛んに行っている。

Vector Omega(ベクトル・オメガ)では
プロデューサーとしての名義。

フリーランサーズ・ユナイテッド
メンバー。はDJユニット。

コズミック・ルネッサンス
メンバー。は即興ジャズ・トリオ。

KOSMIC RENAISSANCE (SHING02) / コズミック・ルネッサンス (シンゴ2) / LIVE IN TOKYO

ベスタックス・フェ−ダ−ボ−ドとアナログシンセサイザ−「ア−プオデッセイ」を操るシンゴ02と、サンフランシスコの超絶フリ−ジャズバンド=ザ・サプリカンツのメンバ−と結成した、即興フリ−ジャズトリオ=コズミックルネッサンスのDVD付きライヴアルバム。

サックスとドラムの即興演奏を前に、シンゴ02が多種多様の手法でバンド全体の音をシンクロさせ続けるという緊張感あふれる問題作!

ザ・ノックス(オブ・CA)
DOC MAXとのプロダクション・デュオ。

なども有名だ。


シンゴ2の曲をYouTubeでいくつか紹介しよう。

↑Shing02 「湾曲」

↑Shing02「殴雨 (なぐさめ) 」(Nagusame)

↑Low High / 狼徘 – SPIN MASTER A-1 & Shing02

↑400

1997年夏、十代の頃に書き上げた処女作、「絵夢詩ノススメ」を携え、MCとして初来日。

1998年、4月22日にシングル「日本性事情」、12月16日にシングル「Pearl Harbor」をリリース。

この頃、日本での就職活動も行ったが、結局音楽一本の道を選ぶことになる。

1999年10月29日、アルバム『緑黄色人種』発売。

2002年2月22日、アルバム『400』発売。

2008年6月18日、日本語オリジナルアルバムとしては6年ぶりとなる『歪曲』を発売。

2012年10月24日に発売されたたむらぱんのアルバム『wordwide』の楽曲「でもない」に客演

シンゴを世界中に知らしめた作品はやはり

Luv(sic)だろう。

Luv(sic)(ラブシック)とは
2010年、36歳の若さで亡くなった稀代のトラックメイカーNujabesu(ヌジャベス)と独特な感性を持ち、オリジナルを貫くラッパーSing02(シンゴツー)の共作。

「音楽の女神に宛てて」書いた手紙であるLov(sic)は世界中で愛されるシリーズとなった。

12年の月日をかけて完成した六部作(ヘクサロジー)であり、2000年に処女作「luv(sic)」の発表から16年が経っても今なお、世代を越えて世界中でリスナーに愛される不朽のシリーズ。

Luv(sic) Part6 – Uyama Hiroto Remix featuring Shing02

Lov(sic)からLuv(sic)Part6 Grand Finaleまでの6部構成のシリーズ曲であるが、もともとはpart3で3部作として完結する予定だった。

その後もNujabesが新たな続編をやりたいと持ち掛けそれに相応しいビートが出来たために続編を作る事が決まった。しかしNujabesは旅立ってしまった。。

英語で詩的な表現を繰り返し、更にrhymeも踏んでいる。
英語のラップはやはり世界共通と思えるのだが、
シンゴは英語のラップも評価されているが、シンゴの日本語ラップの評価も世界からは高い。

*英語より日本語のフローの方が良い
などとコメントしている海外の反応もあるし、サバーバンと作られた曲「栞」は完全に日本語だが、海外からの評価もたかい


Suburban featuring Shing02 栞


そんなShing02(シンゴ2)は2018年の12月に新作『246911(にしむくさむらい/西向く侍)』を発表した。

シンゴ2はハワイを拠点としている事もあり英語の作品が目立っていたが、新作は日本語アルバムとなる。

まさに変化自在だ。
シンゴ2の興味深い点はあまり一つの曲に日本語と英語を混ぜない事だ。

日本語だけのラップを聴いているとシンゴ2が英語ペラペラだとは思えない。

新作は2008年6月発売の『歪曲』以来、実に10年半振りとなる待望の日本語アルバムとなる。

海外の評価も日本語でのフロウの方がスムーズで良い!という意見もある。

今回、全曲プロデュースを担当したのは、Shing02のライブDJとしても知られる盟友、SPIN MASTER A-1(スピンマスターA1)だ。

Rap、ボーカルはShing02が現在の拠点とするハワイ・ホノルルにてレコーディング、ミックスとマスタリングはShing02自らが手がけている。

さらっと書いてあるがミックスとマスタリングをこなすのはかなり難しいはずだ。

素人や専門家でさえも難しいと思う。

ジャケットのようにアルバム全編に散りばめられた和の要素。


哲学的なリリックと独特なビート。

長いキャリアの中で日本語ラップの可能性を常に切り開いてきたShing02。“狸”や“死に狂い”、“三途”といったストーリーテリング曲はその真骨頂といえる。

ポエトリーリーディングが流行するなかでもラップよりに詩を描き吐き出す様は圧巻だ。

『246911』は
最初から最後まで息をつかせぬ展開だ。


今後もshing02の活躍を期待しよう。

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