フリースタイル上達法再開!!
今回はフリースタイル上達法というかバトルでつけこまれない為のステータス。
第七章
■■誰でもデビュー?CDデビューや配信デビュー■■
バトルで「音源を出していないだろテメー」的なディスがよくある。
若手のラッパーがよく対照にされるディスだ。
「バトルやサイファーだけでラッパー気取ってんじゃねぇ」そんなメッセージを込めたディスだ。
まさにその通りであって、クラブに行ってパーティーを楽しんでこそラッパーはナンボであり、そこの繋がりでライブやサイドMCをしたりする。
ライブをやれば音源が増える、そうなるとプロップスやファンが増え何かしらの作品を作る事になる。
それがCDだったりレコードだったり配信だったりするわけだ。
どうやればデビューできるのか?
一般人やラップの初心者からしてみれば音源デビューは”とても凄い事”として思われるが、そんなに難しい事ではないのだ。
デビューする事はそんなに難しい事ではない、しかし売れるかどうかはその人の実力や運、プロモーションなどで変わってくるので多く売る事は難しい。
では、デビューはどうすればできるのか?
答えは簡単だ。「自分でビューすれば良い。」
流れとしてはこうだ。
1.曲を作り練習する
2.レコーディングする
3.プレス会社でCDもしくはレコードをプレスする or配信の手続きをする
4.全国流通をかける
これで全国をデビューと言って良い。
まず1.オリジナルのトラックをビートメイカーに作ってもらうか、トラックを買う。「HIP HOP トラック販売」などのワードで検索すればトラックを販売している人のサイトにアクセスできるはずだ。
もしくはビートメークを自分でしてしまえば機材代を払えば自分で作れるようになる。
しかし、ビートメイカーも簡単ではない、何年も積み重ねて一流のビートが完成される。販売トラックの値段がそれなりの値段がするのはビートメイカーの積み重ねを買うようなものだ。
トラックができたらラップをのせフックをつくりひたすら練習をする。
「バトルが上手いラッパーは音源がダサい。。」と言われないような多種多様なテーマでラップした方がよい。ディス曲や自分は凄い!的や曲ばかりだと「フリースタイルと変わらないじゃないか?」と言われてしまう。
曲ができたらレコーディングだ。仲間がいればそのツテを辿っていけばレコーディングができるスタジオ、もしくはシステムを持った人を紹介してもらえば良い。
ツテがなければレコーディングスタジオで検索して家から近くてHIP HOPに対応できそうなスタジオを探そう。レコーディングスタジオならばエンジニア立ち会いでレコーディング、ミックスしてもらえるので限り無く音質はプロに近くなる。
しかし、 スタジオレコーディングはお金がかかる。
知り合いのラッパーで自分でレコーディングしている仲間がいたら相談して見ると良いだろう。
もしくは自分でやってしまうのも1つの方法だ。MTR(マルチトラックレコーダー)という機材があれば家でもレコーディングができる。機材を揃えて極めてしまえば毎回レコーディングスタジオにいかなくてもレコーディングができる、つまり曲を量産できる。
パソコンがあるならオーディオインターフェイスというパソコンに外部からの音を取り込む機材を買えば、MTRのソフトが附属している場合もある。どんな機材でもうまく使いこなせばかなり良い音質、クオリティの曲はできる。
レコーディングができたら、マスタリングだ、曲の全体ボリュームをあげたり、埋もれている低音や高音を調整していく。何曲かある場合は他との曲とバランスを整えたりする。
これは素人だと中々難しいのでレコーディングスタジオや詳しい人に依頼すると良い。ネットでもできるのでそれを利用するのも良いだろう。
曲ができたらプレス、流通、宣伝、販売。これでもうデビューは完成。
売れるか売れないかは別として、全国流通をかければ大手CDショップのサイトにも載るし、購入する事ができる。レーベルや会社を通さなければ委託料金(お店に置いてもらう為の手数料みたいなもの、1枚売れたら何%はお店、何%は本人)以外はかからない。
あとは宣伝やライブを続けて売りまくれば自ずと知名度はあがる。
まずは自主製作CDで検索してみよう。CDのプレス会社などが数多く出てくるはずだ。
今回のテーマはフリースタイル上達方でありMCBATTLE に勝つ方法なのでCDや音源デビューの流れはこれくらいの説明にしておこう。