ABC順にカッコいいラッパーを紹介していこう。
最低限チェックすべきラッパー紹介。
ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)は、アメリカのヒップホップグループ。
1988年に結成され、5枚のアルバムを発表した後、1998年に解散。
2006年に再結成し2013に解散
デ・ラ・ソウルと並んでネイティブ・タン(Native Tongues)の中核グループのひとつであった。通称「ATCQ」。
何と言ってもこの作品
1991年の『The Low End Theory』だ。
ジャズ・ベーシストのロン・カーターを迎えて制作され、さらにジャズに影響されたサウンドを展開した。
「Jazz (We’ve Got)」などの曲を含む本作は、前作から一転して評論家の賛辞を受け、商業的にも成功した。『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、153位にランクイン。
なお1990年のファースト・アルバム『People’s Instinctive Travels』はサンプリングにキャノンボール・アダレイやロイ・エアーズの素材を用いるなど、ジャズの要素を絡めた作品。
しかし一部の批評家からは「踊れないアルバム」などと酷評されたが、3枚目のシングル「Can I KIck It?」がナイキのCMに使われたことから、徐々に人気が高まっていった。 can i kick it?は現在も人気の曲だ。
メンバー
Qティップ(Q-Tip)
1970年4月10日生まれ、ニューヨーク・クイーンズ区出身。
MC担当、プロデューサー。グループ解散後はソロ活動を展開。また俳優としても活動している。90年代半ばにイスラム教に改宗した。
ファイフ・ドーグ(Phife Dawg)
1970年4月20日生まれ、ニューヨーク・ブルックリン地区出身。
MC担当。グループ加入以前はバスケットボールのプロ選手になることを目指していた。遺伝性の1型糖尿病を患っている。
もともとバスケットボール選手であったこともあり、大のバスケファン。高校バスケのスカウトとしても働く。
糖尿病による合併症のため、2016年3月23日死去。
アリ・シャヒード・ムハマド(Ali Shaheed Muhammad)
1970年8月11日生まれ、ニューヨーク・ブルックリン地区出身。
DJ担当、プロデューサー。
ジェロビ・ホワイト(Jarobi White)
1971年生まれ、出身地不明。
1989年加入し、1stアルバム発表後に脱退。2006年の再結成の際に復帰した。
アトライブコールドクエストといえば
Q-tipだが、ファイフドーグがいたからこそQ-tipが輝けた。