Companyflowはドープです。
ドープすぎて近寄りがたい雰囲気さえあります。
ヒップホップトリオのCompany flowとはどんなグループなんでしょうか?
目次
company flowとは
カンパニーフロウは
ブルックリン、ニューヨークの出身、
ビッグ・ジャス、
エル-PおよびMr.レンの3人組です。
(El-P、Bigg Jus、Mr.Lenの3人組)
アンダーグラウンドヒップホップ
といえばCompany flowと真っ先に名前を出す人もいるでしょう。
そんな人はかなりドープですね。
活動年数は結成1992年から一先ず2001年
そして単発での復帰ライブを2007年2011年そして2012年もしています。
Company flowは90年代のUNDERGROUND HIP HOPシーンを牽引したNY出身のグループです。
97年にインディー・レーベルのロウカスよりファースト・フル・アルバム『Funcrusher Plus』を発表して大きな評価を受けました。
その後ビッグ・ジャスの脱退や同レーベルとの契約上のトラブルとなが続き2001年以降は表舞台から姿を消していた。
Company Flowの特徴
曲を聞いて貰えばわかるがかなりのドープ。
いい意味で病んでいる癖になるループにやられてしまいます。
COMPANY FLOW
↑End To End Burners
疾走感溢れるラップとサブウェイでの映像も相まってぶっ飛びそうですね。
ビートはしっかりと骨太ですが上ネタは浮遊感があり不思議な中毒性があります。
多くの人が一番好き!と上げる曲が
“Juvenile Technique”(94)
こちらはゆったりとしたラップで上ネタも浮遊感あり、少しワチャワチャした感じもあります。ガレージで作ったヒップホップ!って感じですよね。
ラッパー/プロデューサーであるEl-Pはソロでも活躍していました。
El-Pの作品もCompany flowの特徴が色濃く出てます。
ドラムの打ち込みが変則的ではないですが、オーソドックスではない打ち込みで、恐怖感というか焦らせるような気持ちにもなります。
PVも不気味ですがオモチャのピストルでバランスを取ってるように見えます。
Company flowの歴史
DJ /プロデューサーのMr.LENそしてラッパーでありプロデューサーのEl-Pは1992年にニューヨークのクイーンズでグループを設立した。
後にラッパー/プロデューサーのBigg JUSが加入した。
創設メンバーのEl-PとLenは、18歳の誕生日パーティーでDJとして出演したときに会ったそうです。
二人はすぐにMy menになったそうです。
そして1993年にCompanyFlowの結成です。
彼らは最初にシングル「JuvenileTechniques」をリリース。
1996年にフォローアップの「8Steps to Perfection」をリリースし、デビューEPのFuncrusher(Official Recordings)をリリースしました。
1997年にRawkusでリリース。
アルバムをリリースしてツアーを2年間行った後、メンバーのBigg Jusは脱退。
El-PとMr.Lenは、Hospitul:Breaks&Instrumentals Vol.1( Rawkus)のインストルメンタルアルバムLittleJohnnyをドロップ
かなり不穏なビートの連続です!
Company Flowは、2007年10月19日にニューヨーク市ブルックリンで開催されたショーでライブで復帰!
2011年7月23日
彼らはロンドンで行われた、ポーティスヘッドがキュレーターを務めるATP(All Tomorrow’s Parties)主催の音楽イヴェント〈I’ll Be Your Mirror〉に出演。
Company Flowは、2012年にコーチェラでグループとして最後のショーを行った。
独特なビートは今でも世界中で愛されている。
Company flowの凄さ
カンパニーフロウの凄さはやはり革新的なサウンドでしょう。
流行りに流される事なく貫いた美学とも言えますね。
更にコンシャスでリリカルな表現も非常に評価されていたそうです。
当時は群雄割拠だったBrooklynで知名度を上げたのですからやはりオーラがあったのでしょう。
フロントマンのEl-Pは白人ですが、NYの黒人ヘッズにも温かく迎え入れられたのは実力があるからでしょう。
凄くヒップホップに忠実ですが、ヒップホップの概念をぶち壊すようなドラムの打ち込みも革新的でした。
ジャケットが物語るエイリアン感は存分に出てますね!
ジャケットもかなり攻めていてすごいと思います。
HIPHOPの攻める姿勢が凄いあります。メロディアスでポップなビートが好まれる昨今ですが、万人受けではないSTYLEを貫いたCompany flowを今こそ聞くべきではないでしょうか?
そう思ったのと懐かしさもあり今回は紹介してみました。