■ピートロックの凄さ■
年末に入ってきました。
肌寒い季節になると、DOPEな90年代NYのHIPHOPが聞きたくなるのは自分だけではないでしょう。そんな寒い季節に合う(もちろん夏だろうと一年中聞けますが)HIP HOPのproducerがPete Rockだと思います。
まさにlegendですね。
ピートロックは古くからHIPHOPを聞いているB-BOY達ならば絶対に知らない人はいないと思います。知らなくてももちろん恥ずべき事ではないので簡単にピートロックとはなんぞや?を書きPete Rockの凄さを書いていきたいと思います。
ピートロックとは?
1990年代初頭に、ピート・ロック&CLスムースの1人として、頭角をあらわす。
コンビ解消後も活躍を続け、世界的な名声を博している。
Pete Rockはヒップホップがジャズの要素を取り入れていく際、ステッツァソニック、ア・トライブ・コールド・クエスト、ギャング・スターなどと共に、大きな役割を果たした。
ヒップホップの歴史の中で、最も偉大なるプロデューサーに数えられる共に、DJプレミアやRZAと共に、1990年代の東海岸ヒップホップを支えてきた人物として言及されることも多い。
ピート・ロックは10代の頃からマーリー・マールのラジオ番組(WBLSが放送していた”In Control With Marley Marl”)に出演するなど、早い段階から音楽の才能を開花させていた。そんな彼は1991年、21歳のとき、二歳年上の友人Corey Penn (後のC.L. Smooth) と共に、レコード会社の Elektra と契約を結ぶ。その後、二人はデュオの名前を Pete Rock & C.L. Smooth と改め、デビューアルバムから成功を収め続けた。
ピート・ロックは、特にそのソウル色の濃いトラックは人気が高く、ヒップホップ最高のプロデューサーとしてピート・ロックの名を挙げる人も多い。アンバサダーズの「アイ・ガット・ザ・ラブ」をバックトラックに使用した曲「エイント・ガット・ザ・ラブ」などは、彼のソウルフルなセンスをよく表現している。また彼はジェームス・ブラウンらのファンクも大好きで、フェイバリットアルバムに70年代のファンク作品をあげている。
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InI ft. Pete Rock – Fakin’ Jax
この曲は内容はかなりハード。
「パクリはゴメンだ 人のモノを盗むのは止めろ
盗人共は空を見上げてお陀仏だぜ」
と。
PeteRockに限らずHIPHOPをお洒落な音楽と捉えるのも間違いない。言葉の意味がわからなくてもカッコいいから。
しかし、ハードに自分を主張するリリックがあってこそトラックが活き活きとしているような気がします。
曲全体から滲み出る反骨精神、強さ。
そんな感情を引き出す「強さ」もPete Rockの凄さだと思います。